僕たちの仕事には、

「その人に合ったアドバイスをする」

というミッションがあります。

当然いつも意識しているところではあるのですが、全く逆の発想も面白いな！

と最近思います。

どういうことかというと、例えば

ストロークが上手くいってない人に対して、なんでもいいから良くなりそうな言葉を一つだけ掛けてあげるんです。

「ボールをよく見ましょう」

「足を動かしましょう」

「早く準備しましょう」

など。言われたことにしか意識を持っていっちゃダメです。

そうすると、なんだか調子が良くなって来ます。

つまり、普段から余計なことを考えすぎなんですね。なんでもいいから一つのことに集中することによって、変な力が抜けたり、スムーズに身体が動いてくれるんだと思います。

リターンがすごくいいジュニアに

「何を考えて打ってるの？」と聞いたら

「何も考えてないです！」って言われたこともあります。

コーチという仕事柄、色々考えてテニスしちゃうのですが、無心になる感覚を忘れてました。

以前4歳の息子に言われました！

「どうしたらテニス上手くなる？」

「バーンて強く打ったらいいんだよ！」

めちゃくちゃ良くなりました(^^)笑

4歳でもコーチになれるんです。

初級・中級・上級どのレベルからできるかはわかりませんが、一度試してみてはいかがでしょうか？