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親父と姿煮

ウチの親父はとにかく食べるのが好きで、(特にグルメではない。)

食べることに関しては、あまりケチケチしません。外食しても、僕がお金大丈夫かなぁ~。

と心配してしまうくらいです。(とにかく食べる量がすごい。)

というわけで昨日、両親と奥さんと中華を食べに行きました。

年に1,2回程行く中華料理店で定番の料理を中皿でみんなでつっつくという感じです。

しかし今回は、行く前から意気込みが違いました。

親父がふかひれの姿煮を食べてみたいと豪語していたのです。

僕はそんな高級料理なら春巻きをたらふく食べたほうがいいと思うのですが、

親父は『どんなもんかなぁ~』と試してみたいだけのようでした。

次々と料理が進み、例の奴が来たのは後半最後。

やっとお目見えの姿煮。豚でも鶏でもありません。なんか春雨の王様みたいな奴。

息を呑み、一口。

『普通!?』 親父もおんなじ感想。ぺろりとたいらげ、もう2度といいナと一言。

女性陣はおいしい~と感激していました。

僕は食べかけの奴を奥さんに差し出し、つけあわせの菜の花をぱくり。『うまい!』

もう二度と食べることの無いだろう『ふかひれの姿煮』。

親父と僕の記憶の片隅にしまいこまれることでしょう。